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古方派

 

 陰陽五行説を基盤とする金元医学の病理論が,必ずしも経験方によって積み上げられたエビデンスに基づくわけではなく,空理空論かつ観念・思弁であるという批判から起こった漢方医学の一派.病理論は陰陽説を基盤とし,張仲景の傷寒雑病論への回帰を志向したことからその名がある.後世方派に比べて親試実験を旨とし,実証主義的といわれる.富士川游によれば,古方派は名古屋玄医(1628~1696年)が始祖という.後藤艮山(1659~1733年),香川修庵(1683~1755年),山脇東洋(1705~1762年),吉益東洞(1702~1773年)らが代表的である.江戸中期以降は後世方派を圧倒し,今日の漢方医学の主流派でもある.(2010.9.FYI)


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