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分子軌道計算(密度汎関数法)

 

 分子軌道計算とは,シュレディンガーの波動方程式に基づき,電子の分子軌道を計算することであり,これにより分子の最安定構造やエネルギーを求めて,構造や化学反応などに関する特性を理論的に調べることができる.計算過程で経験的なパラメータを導入したり計算を簡略化して解く半経験的分子軌道法と,最初から近似なしに解く非経験的分子軌道法(ab initio法)の2つに大別されるが,近年,電子状態の計算には密度汎関数法が主に用いられている.本方法は,多電子系のエネルギーを電子の波動関数の代わりに電子密度の汎関数から計算する.Ab initio法に比べ計算時間が短くて済むにもかかわらず,同程度の精度の計算結果を得られることが多い.(2012.01.FYI)


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