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ワクチンアジュバント

 

 ワクチンの免疫原性を高める目的で抗原とともに投与される物質または因子の総称.ワクチンによる獲得免疫の活性化には,抗原の曝露のみでは不十分であり,局所におけるサイトカインバランスの調整や抗原提示細胞を成熟化する自然免疫が同時に活性化されることが重要であると考えられている.アジュバントは,抗原の免疫系への送達機能や自然免疫応答を活性化する機能を有し,ワクチンとともに投与することで獲得免疫応答を活性化する.抗原の送達機能を持つアジュバントには,アルミニウム塩,水−油系エマルジョン,リポソームなどがある.また,微生物の構成成分に由来する物質は自然免疫を誘導することがよく知られており,アジュバントとして開発応用されている.(2017.10.FYI)


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