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リピドマイクロスフェア製剤

 

リポ製剤、lipid microsphere

大豆油をレシチンで乳化するとO/W乳剤(微細な油滴が水相に分散した乳剤)である粒子径約200nmのリピドマイクロスフェアができる。これは栄養補給のための脂肪乳剤として用いられているが、これを静脈注射すると、肝臓、脾臓以外に、炎症部位や血管損傷部位に集積するため、これらの部位へのターゲティングを目的に油相に薬物を溶解したリピドマイクロスフェア製剤が開発された。慢性動脈閉鎖症の治療薬としてプロスタグランジンE1、リウマチなどの炎症にパルミチン酸デキサメタゾンを配合した製剤が用いられている。マイクロカプセル(ナノカプセル)の一種である。(2007.3.23 掲載)


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