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ランダムコポリマー

 

 コパキソンは酢酸グラチラマー,コポリマーIとも呼ばれ,ミエリン塩基性タンパク質(MBP)に多く含まれる4種のアミノ酸(グルタミン酸,リジン,アラニン,チロシン)がランダムに配列した構造を持つ,分子量約6,400のペプチドコポリマーである.改変ペプチド抗原として働き,MBP反応性の病原性T細胞の分化を炎症性のTh1から制御性のTh2へとシフトさせて炎症反応を抑制する作用や,いわゆるMBPのデコイ(おとり)として働き,MBPに対する免疫応答を回避する作用などにより,MS病態を改善する効果を持つ.米国を含む世界の約50か国でMS治療薬として承認されており,日本でも現在臨床治験が進行中である.(2010.8.FYI)


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