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ミトコンドリア

 

mitochondria

真核生物の細胞内に見出される短径0.3~0.8μm,長径0.5~3.0μm位の細胞小器官.その構造は全体を包む外膜と内膜からなり,内膜にはところどころにクリステと呼ばれる内側に櫛の歯のように突き出た構造がある.内膜の内腔はマトリクスと呼ばれ,基質とクリステが接する箇所には基本粒子が認められる.基質にはクエン酸回路の諸酵素および脂肪酸のβ酸化にかかわる酵素が存在し,内膜と基本粒子には電子伝達系および酸化的リン酸化関連酵素が存在する.ミトコンドリアはエネルギー産生機構の集約されたオルガネラである。また,ミトコンドリアは独自のDNAリボソームなどの複製、転写、翻訳系を持ち半独立の増殖系を備えている.(2005.10.25 掲載)(2009.1.16 改訂)


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