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プロテオーム

 

proteome

タンパク質(protein)と集団を意味する接尾語(ome)を結びつけた造語で、ゲノムにコードされたタンパク質の全体を表す。1995年にオーストラリアのM.Willkins 博士によって提唱された。それぞれの生物に1セット存在する「ゲノム」は、生命の設計図として受精から死にいたる生物の一生を規定しているが、生命活動のそれぞれの瞬間に生物が示す現象は、ゲノムの活動状況、すなわち「その瞬間にどのようなタンパク質セットを発現し、それらがどのように相互作用して他の生体分子と関わり合っているか」に依っている。ゲノムに刻まれた生命情報の最終産物であり、生命が織りなすあらゆる現象を演出するタンパク質のダイナミックスを解析するプロテオームの研究は、ゲノム機能解明に向けた「機能ゲノム研究」の中核として期待されている。(2014.7.更新)[FYI用語解説(ファルマシアVol.37,No.11)より転載]


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