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ファイトアレキシン

 

phytoalexin

植物の病原菌に対する防御機構のうち、病原菌に感染したときに植物体内で生合成される防御物質をファイトアレキシンという。その種類にはフラボノイドテルペノイド(特にセスキテルペン)、脂肪酸誘導体などがあり、大部分は脂溶性である。先駆的な化合物として、マメ科エンドウに含まれるフラボノイドの一種で、プテロカルパン誘導体のピサチンがある。病原菌がエンドウに感染すると、菌側の細胞表面に存在する糖タンパク質が植物体内のピサチン合成酵素を誘導する。なお、このようにファイトアレキシンを誘導する菌側の物質をエリシターという。 (2008.4.14 掲載)(2014.7.更新)


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