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ドーピング効果

 

 不純物をわずかに添加することで,物質の性質が変化すること.結晶成長の場合,impurity effectと表現されることがある.有機物結晶の多くは,水素結合のネットワークで形成されている.例えば,ベンズアミド結晶は1つのベンズアミド分子の-NH2と他分子の=Oとが水素結合し,ネットワークが形成されている.ベンズアミドの結晶成長に対して,不純物として安息香酸が作用すると水素結合のネットワークが途切れ,最終的に結晶成長が阻害される.結晶成長に不純物が作用すると,成長速度が低下したり,結晶形態が変化したりする.形態を変化させるために既知物質を作用させる場合があるが,これはtailor-made添加物と呼ばれる.(2011.11.FYI)


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