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ゴルジ体

 

Golgi complex, ゴルジ装置

1898年にC. Golgiにより見出された層板状の扁平な嚢(システルネ)とそれに結合した小胞や管状物からなるオルガネラ.一般にシステルネは湾曲しており,粗面小胞体側の凸部はシス嚢,中間は中間嚢、反対側の凹部はトランス嚢、最もシス側をシスゴルジ網、最もトランス側はトランスゴルジ網と呼ばれる.分泌タンパク質や細胞膜およびリソソームタンパク質が目的の部位に送達されるには、小胞輸送経路が働いている。小胞体から出芽した小胞がゴルジ体に融合する。シスゴルジ網では小胞体に送り返すタンパク質と次のゴルジ嚢へ送り出すタンパク質を分別している。ゴルジ体ではシス、中間、トランス領域を順次小胞が出芽、融合を繰り返す。トランスゴルジ網では異なる型の小胞が生じ細胞膜やリソソームへの送り出され、それぞれ目的の場所で膜と融合する。分泌タンパク質の場合は細胞膜と融合すると細胞外へと放出される。(2005.10.25 掲載)(2009.1.16 改訂)


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