clofibrate、クロフィブレート
フィブラート系抗高脂血症薬であり、主に高トリグリセライド血症の治療に使用されコレステロールよりもトリアシルグリセロールの低下作用を示す.HDL-コレステロールは増加する.肝におけるコレステロールやトリアシルグリセロールの合成抑制,胆汁中へのコレステロールの排泄促進,血漿リポタンパク質リパーゼや肝性リパーゼの活性化によるリポタンパク質の異化促進,などが作用機序と考えられる.重大な副作用として横紋筋融解症がある.クロフィブレートはペルオキシソーム増殖剤活性化レセプターα(PPARα)のリガンドとして作用し,一連の脂質代謝関連遺伝子の発現を調節している.齧歯類においては肝肥大,ペルオキシソーム数とそのサイズの増大,発がん作用などを示すが,ヒトではこのような作用は認められない. (2005.10.25 掲載)(2009.1.16 改訂)

