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クロスβ構造

 

 アミロイド線維は通常1,000を超える繰り返し構造を含み,各繰り返し構造は線維軸に対して垂直に積み重なったβストランドが形成する2つのβシートの層から成るクロスβ構造をとる.アミロイド線維にX線を線維軸に対し垂直に入射すると,クロスβの線維回折パターン,すなわち,各βストランド間の距離に対応する子午線上の4.8Åの反射,およびβシート間の距離に対応する赤道線上の6〜12Å(この距離はアミロイド前駆体タンパク質の種類に依存する)の反射を示す.クロスβ構造は,タンパク質の種類によらずアミロイド線維に共通する特徴的な構造であり,1935年にAstburyらにより初めて報告された.(2018.04.FYI)


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