日本薬学会 薬学用語解説 日本薬学会
 参考文献  使い方
当サイトの掲載情報の正確性については万全を期しておりますが、本会は利用者 が当サイトの情報を用いて行う一切の行為について何ら責任を負うものではありません。

エーテル

 

ether

エーテルは一般式Rl−0−R2 で表される化合物群である. RlとR2が共にアルキル基の場合には脂肪族エーテル,RlまたはR2のどちらかがアリール基(芳香環)の場合には芳香族エーテルとよばれる.また,RlとR2がつながったものは環状エーテルとよばれる.エーテル類は一般的に水とは混和しないが, ポリオキシエチレン類などのポリエーテルは両親媒性を持ち, 水不溶物質の可溶化剤として化粧品などに含まれる.

また, アニソールのような芳香族エーテルであるアネトール(ウイキョウ中に存在)やオイゲノール(オールスパイス中に存在)は香り成分である. (2005.10.25 掲載)(2009.1.16 改訂)


IndexPageへ戻る





Copyright© 2005-2008, The Pharmaceutical Society of Japan