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エフェドリン

 

ephedrine

麻黄(マオウ)に含まれる薬効成分で、フェニルアラニン由来のアルカロイドである。持続的気管支拡張作用(β2作用)と、アンフェタミンより弱いが中枢興奮作用がある。喘息風邪の治療薬として用いられる。モノアミンオキシダーゼ(MAO)により分解されない。血圧上昇、中枢興奮などの副作用があり、スポーツの分野ではドーピングの対象薬物に指定されている。また食欲減退作用もあり、本物質もしくは本物質を含むもの(麻黄)はダイエット用サプリメントとして用いられたことがある。1887年長井長義が麻黄から単離し、1927年に合成に成功した。エフェドリンの還元反応により、メタンフェタミンが製造される。エフェドリンを10%以上含むものは、「覚せい剤取締法」で覚せい剤原料に指定されている。(2005.10.25 掲載)(2009.1.16 改訂)(2014.7.更新)


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