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インターロイキン

 

interleukin

リンパ球や単球,マクロファージなど免疫担当細胞が産生する生物活性物質の総称であり、免疫反応に関連する細胞間相互作用を媒介するペプチド/蛋白性物質である.サイトカインの中の一群である.アミノ酸配列が明らかになった因子,あるいは生化学的に均一に精製された因子が,発見された順にインターロイキン(IL)の番号を付けられている.細胞表面に存在する受容体を介して細胞の活性化,分化,増殖,細胞間相互作用などに関与する.インターロイキン2は組換えDNA技術によって作られ、進行腎細胞ガン、悪性黒色腫の治療に使用されている。 (2005.10.25 掲載)(2009.1.16 改訂)


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