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アレルギー

 

allergy

防御的であるはずの免疫反応が、生体に不利に働くときアレルギーと呼び、 I~V型に分類されている.I型アレルギーは,即時型アレルギーとも呼ばれ,IgE依存的な反応である.マスト細胞および好塩基球に付着したIgE抗体が対応する抗原(アレルゲン)と反応することにより,これらの細胞から遊離される化学伝達物質(ケミカルメディエーター)によって起る生体反応である.II型アレルギーは,細胞毒性型または細胞融解型アレルギーである。自己の細胞成分に対する抗体が標的細胞に結合し,補体により標的細胞を溶解させたり,あるいは抗体依存的なキラー細胞の働きにより標的細胞の障害(ADCC)をおこす反応である.III型アレルギーは免疫複合体による組織障害で,抗原抗体複合体による補体の活性化あるいは,多形核白血球の集積による組織障害を起す反応である.IV型アレルギーは遅延型アレルギー細胞免疫型アレルギーとも呼ばれ,抗原に感作されたTリンパ球とそこから分泌されるサイトカインによって,集積したマクロファージが,炎症を引き起す反応である。「同義語=過敏症」(2005.10.25 掲載)(2009.1.16 改訂)


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