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アフィニティークロマトグラフィー

 

affinity chromatography

 (生物学的)アフィニティークロマトグラフィーでは酵素と基質,抗体と抗原のような特異的相互作用を利用して化学物質や酵素、抗体の分離を行う.酵素は特定の基質を,抗体も特定の抗原を認識して結合するため,それらを吸着させて他の成分と分離することが可能である。たとえば,クロマトグラフィーの充填剤表面に,ある酵素の基質となりうる化学物質を結合しておき,その酵素をはじめ多くの異なる酵素やタンパク質を含む試料を注入したとすると,充填剤表面には生物学的アフィニティーにより充填剤表面の基質を認識する酵素だけが結合する.カラムを洗浄した後,基質となる分子を含む移動相あるいは,塩濃度の高い移動相を流すことで,特定の酵素タンパク質だけを効率よく得ることができる.(2005.10.25 掲載)(2009.1.16 改訂)


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