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くすりの科学



くすりができるまで
◆くすりの候補物質をつくる
くすりの候補物質を探し出すためには、基本的に化学や生物学が使われます。
まず、化学合成や天然物からの抽出等によっていろいろな種類の化合物がつくられます。
そして、それらの化合物の薬理作用をスクリーニングすることによって、有望な候補物質が選ばれます。
従来は、経験的な方法でスクリーニングが行われていましたので、候補物質を得る確率は必ずしも高いものではありませんでした。
一方では、コンピュータを使った理論的なドラッグデザイン(CADD)も活用されています。
また、バイオテクノロジーの技術も候補物質を得るために利用されています。
さらに最近では、候補物質を見つけ出すまでの時間を短縮し、さらにその確率を高めるための全く新しい技術が実用化され、成果が挙がりつつあります。それは、コンビナトリアル化学(組み合わせによって圧倒的に多数の化合物をつくり、利用する技術)とロボットを使った高効率スクリーニング(HTS:ハイ・スループット・スクリーニング)です。これからは、これらの技術が広く実用化されて有望な候補物質がより早く、より確実に得られることが期待されます。
今後は、さらに画期的なくすりの候補物質を見出すために、現在世界中で実施されているゲノム研究の成果を活用することが大いに期待されています。



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