WHO(世界保健機関)は、1987年に「世界禁煙デー」を決議、さらに1989年以後5月31日を「世界禁煙デー」と定め、各国政府に対しては喫煙と健康問題の認識を深め、適切に実践するよう求める日であるとしています。
厚労省は、1992年から、世界禁煙デーに始まる一週間を「禁煙週間」として実施、毎年標語を定め、我が国での啓発に努めてきております。
健康をうたう日本薬学会は、今年からWHOの「世界禁煙デー」および厚労省の「禁煙週間」キャンペーンに積極的に協力します。その具体的な第一歩として、まず受動喫煙防止の取り組みを推進いたします。健康に関する諸団体(日本薬剤師会、日本病院薬剤師会など)が入居している日本薬学会長井記念館を名実ともに「健康会館」にすることを目指し、全会館の禁煙キャンペーンを始めました。まず薬学会に関係するオフィススペースを完全禁煙ゾーンといたしました。ただ今は、各テナントの協力を得ながら「健康会館」を目指しております。さらに、2万人の薬学会員全員に呼びかけそれぞれの活動場周辺において、禁煙に積極的に取り組みます。
今後、積極的に社会にむけて禁煙啓蒙活動を展開いたします。禁煙・健康に関する学術的な啓蒙活動も本ホームページなどを通じて展開いたします。 |