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先人の"飲みやすい 使いやすいくすり"を目指した努力と知恵の集大成が、今日のくすり・
剤形を生み出していると考えることが出来ます。
この集大成として、経口医薬品の剤形として錠剤、カプセル剤等がありますが時代環境は新たな機能を必要としてきています。
その一つが高齢者・小児、多忙な人々等に飲みやすい剤形であると考えられますが、これに応えて創製された新剤形が口腔内崩壊錠です。
口腔内崩壊錠は、水なしでも、場所を問わずに、給水制限のある患者さんでも服用可能な錠剤で、口腔内で5―
20秒程度で崩壊し容易に飲み込むことが出来る錠剤です。
このような優れた服用性により、コンプライアンスの向上が期待され、治療期間の短縮等の医療経済効果が期待されます。
口腔内崩壊錠の開発は、日本において'90年代初より行われ、
今日では製薬各社より各々の技術(WOWTAB,Zydis,EMP等)により設計された幾つかの種類の口腔内崩壊錠が医薬品
(ガスターD錠®、
ゾフランザイディス口腔内速溶錠®等)、
一般薬(乗り物酔い止め等)として上市されております。
21世紀になり、口腔内崩壊錠は"人に優しい製剤"として、益々多くなって行くものと考えられます。
*(WOWTAB:Without
Water Tablet 水なしでも飲める錠剤の意の造語)

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