日本薬学会 薬学用語解説 日本薬学会
 参考文献  使い方
当サイトの掲載情報の正確性については万全を期しておりますが、本会は利用者 が当サイトの情報を用いて行う一切の行為について何ら責任を負うものではありません。

FK506

 

tacrolimus

免疫抑制薬の一つ.肝・腎・骨髄移植時の拒絶反応抑制に用いられる.1985年に筑波山麓の土壌中から発見された放線菌の一種であるStreptomyces tuskubaensisから精製・単離され、藤沢薬品工業(現アステラス製薬)により開発された。ヘルパーT細胞においてFK506結合タンパク質と複合体を形成してカルシニューリンの活性化を阻害し,細胞情報伝達系を抑制してインターロイキン-2などのサイトカインの産生を抑える.主にCYP3A4により代謝される。副作用として、腎機能障害、膵機能障害が発現する場合がある。剤型として軟膏もあり、アトピー性皮膚炎の治療にも用いられている。(2005.10.25 掲載) (2009.8.12 改訂)


IndexPageへ戻る





Copyright© 2005-2008, The Pharmaceutical Society of Japan