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総分岐鎖アミノ酸/チロシンモル比

 

分枝鎖アミノ酸/チロシンモル比、BCAA to tyrosine ratio、BTR

分枝鎖アミノ酸(branched chain amino acid: BCAA;イソロイシン・ロイシン・バリン)のチロシンに対するモル比を総分枝鎖アミノ酸/チロシンモル比(BTR)という。臨床的意義はフィッシャー比と同等であり、実際にはBTRが測定されることが多い。健常人の基準値は、5~10程度である。肝機能が低下すると、肝臓のアミノ酸代謝異常が起こりチロシンやフェニルアラニンの血中への供給量が増え、筋肉や心臓で分枝鎖アミノ酸が分解されるため、著しく減少する。そのため、BTRは肝不全の指標のひとつと考えられている。BTR値の是正のため、BCAAを主とした特殊組成アミノ酸製剤を用い、静脈内投与によりアミノ酸バランスを補正する。(2008.2.7 掲載)


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