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消化性潰瘍

 

peptic ulcer

 胃液と接触する消化管粘膜に発生する潰瘍。特に胃潰瘍と十二指腸潰瘍の頻度が多い。その成因は胃液の消化力(攻撃因子)とこれに対する粘膜防御機構(防御因子)の不均衡から潰瘍が形成されると考えられていたが、最近ではグラム陰性桿菌であるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)が、成因の主体であるとされている。ピロリ菌感染以外に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、ストレスによっても起こる。消化性潰瘍治療薬としては、酸分泌抑制薬であるプロトンポンプ阻害薬(オメプラゾール、ランソプラゾール)、 H2受容体拮抗薬 (シメチジン、ラニチジン、ファモチジン) がある。ピロリ菌除菌治療として、プロトンポンプ阻害薬と抗菌薬であるアモキシシリン、クラリスロマイシンの三者併用療法が行われる。(2005.12.15 掲載) (2009.8.12 改訂)


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