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核磁気共鳴

 

nuclear magnetic resonance, NMR

核磁気共鳴NMR)法は,核スピンによるラジオ波の吸収を利用する分光法であり,有機化合物の同定や構造決定などに必須の手段になっている.核スピンを有する原子がおかれている環境により吸収波長や波形(カップリング)が異なることから化合部の構造解析が行える。核スピンをもつ原子として主に核磁気共鳴に用いられているのは水素(1H)と炭素(13C)である。超伝導磁石の高磁場化等の技術により、複雑な天然物化合物やタンパク質であっても,二次元あるいは多次元NMRを駆使することでスペクトルの帰属,解析を行い,さらにNOE(核オーバーハウザー効果)の距離情報など駆使することで構造決定が可能となった.

NMRは日本薬学会発行の4論文誌でスペルアウト不要の略語である。(2005.10.25 掲載) (2009.1.16 改訂)


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