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スティーブンス・ジョンソン症候群

 

Stevens-Johnson syndrome,皮膚粘膜眼症候群

 急激に発症する皮膚や粘膜の過敏症で,原因には非ステロイド系抗炎症剤,サルファ剤,抗生剤の投与が挙げられるが,その他の薬剤でも起こり得る.また,ウイルス感染が契機の場合もある.症状は発熱(38℃以上),粘膜症状(結膜充血,口唇びらん),多発する紅斑(進行すると水疱・びらんを形成)を伴う皮しんなどである.発症機序の詳細は不明だが,免疫反応の異常が考えられている.病変部では著明なCD8陽性T細胞の表皮への浸潤が見られ,細胞傷害性Tリンパ球(活性化CD8陽性T細胞)が表皮細胞アポトーシスを誘導する,もしくはこの細胞から産生されるIFN-γやマクロファージから産生されるTNF-αが細胞傷害を引き起こすと想定されている. (2014.03.FYI)


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