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サポニン

 

Saponin

トリテルペンおよびステロイドは一般に疎水性であるが、複数の糖が結合することにより親水性の部分が加わり界面活性作用を示す。このようなトリテルペンおよびステロイドの配糖体を総称してサポニンという。トリテルペンサポニンは植物のみならず、ナマコやヒトデなどの棘皮動物からも見出されている。一方、ステロイドサポニンは一般にスピロスタン型、またはフロスタン型アグリコンを持ち、その植物界における分布トリテルペンサポニンよりも狭い。また、ステロール配糖体や強心配糖体サポニンとは呼ばない。多くのサポニンは水溶液を振とうすると持続性の泡を生じ、溶血性、魚毒性を示す。薬効としては鎮、去痰作用を中心に、消炎、解熱、鎮静、排膿作用などが知られている。代表的な植物由来のサポニンとして、オタネニンジンのギンセノシド、カンゾウのグリチルリチン、ミシマサイコのサイコサポニンなどがある。 (2008.4.14 掲載)(2014.7.更新)


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