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ケモカインレセプター

 

炎症性ケモカインは,好中球や単球に作用する因子として発見され,これまで炎症性疾患におけるその役割が研究されてきた.一方,リンパ球や樹状細胞をおもな標的細胞とする免疫系ケモカインは,リンパ球サブセットや樹状細胞といった免疫担当細胞の生理的ホーミングや免疫応答での組織内移動を制御し,免疫応答などで必須の役割を果たすと考えられる.これらのケモカインは,7回膜貫通Gタンパク共役型のケモカインレセプターに作用してシグナルを伝達する.ケモカインレセプターは炎症や免疫応答での細胞遊走にとどまらず,発生/分化,ウイルス感染(HIV等),がん(転移)などの分野でも重要な役割を果たしていることが明らかにされつつある.(2007.6.11 掲載)[FYI用語解説(ファルマシアVol.43,No.4)より転載]


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