ketoacidosis
ケトン体の蓄積により体液のpHが酸性に傾いた状態。ケトン体(アセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸)は脂肪の分解により肝臓で作られ、血液中に放出される。体内にケトン体が増加する状態をケトーシス(ケトン症; ketosis)といい、特にアセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸は比較的強い酸であるためケトアシドーシスとも呼ぶ。ケトアシドーシスは、かぜやインフルエンザなどの感染症にかかっている時や、強いストレス下にある時など、血液が体組織よりももっと酸性に傾いている時に急激に発症する。糖尿病性ケトアシドーシスは、主に1型糖尿病患者に起こる。インスリンが不足した状態では、グルコース(ブドウ糖)の代りに脂肪の代謝が亢進し、ケトン体が作られる。1型糖尿病患者で、インスリンを十分に補わないと、血糖値が上がり続け、ケトン体が血液中に蓄積しケトアシドーシスをきたす。この状態では細胞が損傷を受け、さらに脱水が加わると意識障害(ケトアシドーシス昏睡)を起こす。最近、清涼飲料水をたくさん飲むうちに、糖尿病性ケトアシドーシスに陥るという深刻な問題がおきている。大容量のペットボトルで清涼飲料水を飲んでいたことから、ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトーシス)と名付けられている。(2005.12.15 掲載) (2009.1.16 改訂)
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[[ケトン体]]の蓄積により体液のpHが酸性に傾いた状態。[[ケトン体]](アセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸)は脂肪の分解により肝臓で作られ、血液中に放出される。体内に[[ケトン体]]が増加する状態をケトーシス(ケトン症; ketosis)といい、特にアセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸は比較的強い酸であるため[[ケトアシドーシス]]とも呼ぶ。[[ケトアシドーシス]]は、かぜや[[インフルエンザ]]などの感染症にかかっている時や、強いストレス下にある時など、血液が体組織よりももっと酸性に傾いている時に急激に発症する。[[糖尿病]]性[[ケトアシドーシス]]は、主に1型[[糖尿病]]患者に起こる。[[インスリン]]が不足した状態では、[[グルコース]]([[ブドウ糖]])の代りに脂肪の[[代謝]]が亢進し、[[ケトン体]]が作られる。1型[[糖尿病]]患者で、[[インスリン]]を十分に補わないと、[[血糖]]値が上がり続け、[[ケトン体]]が血液中に蓄積し[[ケトアシドーシス]]をきたす。この状態では[[細胞]]が損傷を受け、さらに[[脱水]]が加わると意識障害([[ケトアシドーシス]]昏睡)を起こす。最近、清涼飲料水をたくさん飲むうちに、[[糖尿病]]性[[ケトアシドーシス]]に陥るという深刻な問題がおきている。大容量のペットボトルで清涼飲料水を飲んでいたことから、ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトーシス)と名付けられている。(2005.12.15 掲載)
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