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クラスⅠ主要組織適合性抗原

 

class I major histocompatibility complex

クラスⅠ主要組織適合性抗原(MHC)は,そもそも自己と非自己の認識に関与している分子である.MHCにはMHCクラスIとMHCクラスⅡの2種類がある.人の場合はヒト白血球抗原(HLA)として知られているが,白血球のみならず多くの細胞表面に発現している糖タンパクで,2種類のポリペプチド鎖が非共有結合したヘテロ2量体である.すべての有核細胞はMHCクラスIを発現し,例えば細胞に感染したウイルスタンパクは細胞内で抗原性ペプチドとなりMHCクラスIのポリペプチドと会合しCD8T細胞により認識される.その結果感染細胞中のウイルス抗原はキラーT細胞により除去される.それゆえ生ウイルスワクチン抗体の誘導のみならず,細胞性免疫誘導に大きく関与する.[FYI用語解説(ファルマシアVol.44,No.7)より転載](2014.7.更新)


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