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クマリン

 

coumarin

フェニルプロパノイドの基本骨格C6-C3のC3部分がラクトン環を形成したもので、セリ科、ミカン科、マメ科、キク科をはじめとする高等植物界に広く分布している。C7位に水酸基やアルコキシル基を持ち、紫外線下で青色〜青紫色又は黄白色、橙色の蛍光を発する。生物活性として抗菌作用、エストロゲン様ホルモン作用、光感作促進、抗血液凝固などが知られている。また、グレープフルーツ(ジュース)の摂取によりジヒドロピリジン系のカルシウム拮抗薬高血圧症治療薬)や一部のスタチン系薬物の血中濃度が上昇することが知られている。これはグレープフルーツに含まれるフラノクマリン誘導体が、消化管においてチトクラムP450CYP3A4とP-糖タンパク質の働きを阻止するためといわれている。 (2006.10.17 掲載)(2014.7.更新)


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